2017年11月12日 主日礼拝

 降誕前第7主日礼拝順序

前奏

招詞

讃美歌  21-51(愛するイェスよ)

日本基督教団信仰告白

主の祈り

聖書朗読 使徒言行録28章1~10節 新約聖書P.269~270

 

  • 1:わたしたちが助かったとき、この島がマルタと呼ばれていることが分かった。
    2:島の住民は大変親切にしてくれた。降る雨と寒さをしのぐためにたき火をたいて、わたしたち一同をもてなしてくれたのである。
    3:パウロが一束の枯れ枝を集めて火にくべると、一匹の蝮が熱気のために出て来て、その手に絡みついた。
    4:住民は彼の手にぶら下がっているこの生き物を見て、互いに言った。「この人はきっと人殺しにちがいない。海では助かったが、『正義の女神』はこの人を生かしておかないのだ。」
    5:ところが、パウロはその生き物を火の中に振り落とし、何の害も受けなかった。
    6:体がはれ上がるか、あるいは急に倒れて死ぬだろうと、彼らはパウロの様子をうかがっていた。しかし、いつまでたっても何も起こらないのを見て、考えを変え、「この人は神様だ」と言った。
    7:さて、この場所の近くに、島の長官でプブリウスという人の所有地があった。彼はわたしたちを歓迎して、三日間、手厚くもてなしてくれた。
    8:ときに、プブリウスの父親が熱病と下痢で床についていたので、パウロはその家に行って祈り、手を置いていやした。
    9:このことがあったので、島のほかの病人たちもやって来て、いやしてもらった。
    10:それで、彼らはわたしたちに深く敬意を表し、船出のときには、わたしたちに必要な物を持って来てくれた。

祈祷

讃美歌 21-386(人は畑をよく耕し)

説教

島崎光正の「からたちの青いちいさな刺」という文章があります。それによりますと、「……私は、或る朝遅刻をした。分教場の庭まで、ゴム靴をぱくぱくといわせやってきた時に、とつぜん用務員さんの振る始業を告げる鈴の音が聞え、にわかに心臓は高鳴り、私は大慌てに慌て校舎に駆け込もうとしたのだった。……しかし、その時、がらりと青桐の向こうの職員室の窓が開き、大和(おおわ)先生がまだ庭でばたばたとやっている自分を見やりながら、「光正!そんなに慌てなくてもよい、慌てなくてもよい。ゆっくり来なさい」と声をかけてくれた。この一言が、自分をひどく安心させ、落着いて教室に入ることが出来た―。……私の後半生は遅く歩むことを強いられながら、同時にそれでよいのだという安心のさずかったのも大和先生の言葉と無縁ではない。」(島崎光正著『からたちのちいさな刺』所収)。

わたしたちの人生の歩みの中でも、ときに何か思わぬ出来事が起こるとわたしたちはつい大慌てに慌ててしまいます。しかし、それらの中でも神さまの愛のみわざは静かになされていきます。

さて、パウロたちの船は大きな嵐の中、何日も海をさすらいましたが、やっとマルタ島に漂着することが出来ました。きょうの使徒言行録の御言葉はマルタ島での出来事が記されています。2節の「島の住民」とは、もともとギリシャ語「バルバロイ」という語です。「バルバロイ」とは「外国語を話す人の意。マルタはカルタゴの勢力下にあり、フェニキア語、ギリシャ語その他が並用されていた」(前田護郎訳『新約聖書』訳注)そうです。島の住民たちは漂着したパウロたち一行を「なみなみならぬ歓待をしてくれた」(前田訳・使徒28:2)のです。この語は英語の「博愛」を意味する語の語源にもなっています。

3節の焚火によって暖をとるとき薪の中から出て来た「蝮(まむし)」とは、毒蛇や蝮の類のことで、これがパウロの手にかみつきます。4、5節の「生き物」とは毒蛇などの生きものを意味する語でなぜか違う語で書かれています。蝮に似るへびであったのでしょうか。あるいはパウロに同行していたルカが医者であったことを考え併せると、ここで何らかの治療がなされたのかもしれません。この蝮にかまれたのに無事だった出来事をきっかけに、「島の住民」のパウロに対する見方もすっかり変わってしまいました(4~6節)。

7節以下は「島の長官でプブリウスという人」との出会いとその父親の病気の癒しや島のほかの病人のいやしの出来事が記されます。パウロはこのようにして、主イエスさまの福音の種をここでも蒔いていますが、その収穫に関しては何も記されていません。しかし、こうして福音の種がここでも蒔かれたことは確かです。わたしたちのしていることもこれと同じようなことであるのかもしれません。わたしたちも、歌うたいつつ、涙を流しつつ、収穫の主に信頼して、祈りながら福音の種を蒔き続けたいと思います。

祈祷

讃美歌 21-411(うたがい迷いの)

献金

献金感謝 讃美歌21-65-1(今そなえる)

頌栄 讃美歌21-27(父・子・聖霊の)

祝祷

後奏

報告

次回礼拝予告

11月19日 降誕前第6主日礼拝 説教 「ローマへ」 小峰 擁牧師

聖書朗読 使徒言行録28章11~16節(新約聖書P.270)

 

讃美歌 讃美歌21-11, 21-484,21-412,  21ー425,  です。

今週の集会

祈祷会・聖書研究 11月16日  10:30~  夕礼拝・聖書研究 11月16日  19:30~    礼拝・集会はどなたでもご参加いただけます。クリスチャンでない方も、教会が初めての方も、どうぞ、おいでください。教会にはあなたの席が用意されています。聖書や讃美歌集は教会に用意がありますので、どうぞご利用ください。 受洗・転会を希望される方は、牧師までお申し出ください。また、壮年会、婦人会、白百合会への入会も、希望される方はお申し出ください。

9views

関連記事

礼拝・定例集会案内

主日礼拝式
・毎週日曜日 10時30分〜 

夕礼拝
・月の第1週のみ日曜日の19:30〜
・第2週以降は毎週木曜日 19時30分〜

聖書研究・祈祷会
・毎週木曜日 10時30分〜

毎月第1週 聖餐式
・クリスマス礼拝
・イースター礼拝
・ペンテコステ礼拝
・毎月第1週の礼拝
・毎月第1週の夕礼拝時

毎月第2週
・誕生会
・壮年会
・婦人会
・白百合会
・ヨナの会(青年会)

毎月第4週
・石川伝道所礼拝

聖書について

郡山教会並びに、このホームページで使用する聖書は、一般財団法人日本聖書協会(JBS)新共同訳を用いています。プロテスタント、カトリック両派の教理上の違いや見解の相違を越えて、キリストを信じる者としての根本的な一致の認識に基づいて両教会の共同の作業として翻訳された新共同訳は、カトリック教会でも使用されています。

聖書 新共同訳
(c)共同訳聖書実行委員会
Executive Committee of The Common Bible Translation
(c)日本聖書協会
Japan Bible Society , Tokyo 1987,1988

return top