6月 8日  聖霊降臨日(ペンテコステ)礼拝
聖  書  ヨハネによる福音書 15: 18 〜 27
説  教  「真理の霊が来るとき」 小峰 擁 牧師
讃 美 歌  343 346 393  
 
きょうは聖霊(せいれい)降臨日、五旬節(ごじゅんせつ)、ペンテコステの礼拝です。
わたしたちはこの日、「来たれ聖霊よ」と、天に向かって讃美の歌を歌いたいと思います。
「来たれ聖霊よ、信ずる群れに、 絶えず働きて 命(いのち)をたまえ。
主(しゅ)イエスのこころを こころとなして
ゆたかなみ恵み、たたえよ、つねに。
強き聖霊よ、 信ずる群れに、 今も働きて 力をたまえ。
罪にとらわれし こころをきよめ、
ゆたかな賜物(たまもの)、与えよ、つねに。」(『讃美歌21』346番1,2節)
わたしたちは、この世のさまざな大きな集団や有力な集まり、団体に較べますと、まことに小さく無力な存在であるかもしれません。確かに、そうであるかもしれません。
けれども、主イエスさまを信ずるこの小さな群れ、キリストの教会はこの世の暗さの中にあって明けの明星のようにひときわ光り輝いている存在であるのだと思うのであります。
まさに、キリストの教会はこのように世を照らし、闇の中で光り輝く存在であるのです。
まさに、キリストの教会は主イエスさまの十字架と復活の証人、証し続ける存在なのです。
―「わたしは、ダビデのひこばえ、その一族、輝く明けの明星である。……渇いている者は来るがよい。命の水が欲しい者は、価なしに飲むがよい。」 (ヨハネの黙示録22:16,17)。
イエスさまはこのような恵みの約束をしてくださいました。聖書の中には、ヨハネによる福音書の中には、たくさんの愛のみことば、恵みのみことばがあります。
「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるようにしてくださる。この方は、真理の霊である。……わたしは、あなたがたをみなしごにはしておかない。あなたがたのところに戻って来る。」(ヨハネによる福音書14:16-18)
わたしたち罪に悩む者は、その罪を悔い改め、救い主(すくいぬし)イエスさまを信じ、心から依り頼むとき、神さまはわた8したちのすべての罪をゆるしてくださいます。
わたしたち罪に悩む者は、主のものとなったその瞬間から、神の子とされ、聖霊(せいれい)、御霊(みたま)もその人の内に住まわれるようになります。
御霊は主イエスさまより出られた方ですから、御霊がその人の内に住まわれるようになりますと、わたしたちも御霊の働きによってきよめられるのです。
きょうのみことばにもありますように、イエスさまは約束してくださっています。
「わたしが父のもとからあなたがたに遣わそうとしている弁護者、すなわち、父のもとから出る真理の霊が来るとき、その方がわたしについて証しをなさるはずである。」(ヨハネによる福音書15:26)
「聖霊」、「御霊」はわたしたちの「弁護者」、「助け主(たすけぬし)」です。助け主は父・子・聖霊の三つにして一つなる神さまのお働きを示してくださいます。感謝であります。
日本基督教団郡山教会
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